女性宮家創設、絶対反対! 安倍政権の今こそ旧宮家復活を!

数年前に、以下のようなツイートをしたことがあります。
「皇太子殿下、雅子妃殿下に対し何やら雑音があるようです。実際に見た、直接聞いたことも恐らく無く、宮内庁の公式発表も無い三流週刊誌の戯言が原因のようです。日本国民として、宮内庁から正式発表ある雅子妃殿下のご健康回復をひたすら祈るのみです。
国民への祈りが皇室ならそれに応えるのが国民です。」

このツイートに対しての反応は、普段よりリツイートはかなり少なく、リプも敬愛できないという意見だけでした。
そのように感じる原因は、恐らく誰も本当のことを知る由もなく、ネットでの噂とか、週刊誌の記事によるものを信じた結果だったと思います。

皇太子妃殿下が、ご病気でご公務に差しさわりがあり、ご公務を欠席される以外は、秋篠宮紀子妃殿下と日常のお過ごし方は何のお変わりもありません。

私からすれば国民は、見事に洗脳させられたと感じます。日本国民の皇室敬愛の念を奪おうとする策略に、見事にはまっていると言わざるを得ません。
唯一つ、宮内庁が公表する皇太子妃殿下のご病気、これだけが事実です。国民として回復をお祈りするのが皇室への敬愛です。

私は、どんなに疑問となるようなことが世間で言われようが、皇室敬愛の念を持ち続けます。皇室に関し、世間の雑音など絶対に聞き入れません。
私の信念は何があっても曲げません。それが井上太郎です。
皇室に関し、触れてはいけないこともあると思います。国民が信じなくては日本の宝が失われていきます。どうぞご理解ください。

そして皇太子殿下妃殿下に対する批判をすることより、愛国活動として必要なことは、旧宮家復活の声を上げ、今こそ実現を目指すことです。小泉政権時、皇室に直系嫡男男子の生誕が待ち望まれた時、女性宮家創立に反対し旧宮家復活を主張したのは、当時副官房長官だった安倍現総理です。

日本国を本当に憂うなら、皇室に対し批判をすることよりも、日本国民として安心でき、絶対的な皇室存続を、国民として考えるべきです。

悠仁親王殿下のお誕生により女性宮家等の議論は一応は息を潜めました。しかし悠仁親王殿下の幼い今の時期にこそ、最もこの問題に理解のある安倍総理により、旧宮家の復活を絶対に実行すべきです。

お世継ぎ問題を考えるに、皇太子殿下、同妃殿下のお心を察すると、相当のプレッシャーがあったのではないかと案じられます。秋篠宮殿下妃殿下の存在により、悠仁親王殿下がご生誕され、一応は救われたという感はありますが、次に将来において悠仁親王殿下に対するプレッシャーとならないように、今こそ旧宮家を復活させることが大切です。
秋篠宮殿下と妃殿下にあってもどれほどの心痛があり、国と天皇家への思いから悠仁親王殿下のご生誕になったかと思うと、国民として極めて辛いことです。

将来、悠仁親王殿下がご成婚され、嫡男男子誕生へのプレッシャーがあってはいけません。男子兄弟のいないことは決定していることです。多感な時期、そして成年となられ、ご自身の境遇を理解される前に、解決しておくことは極めて重要だと思います。

そもそもどんな意図があったのか「女性宮家創設」は民主党時代の野田内閣から突如として案が出されました。
なぜ「女性宮家」創設なのかという事はあります。ご皇室、そして天皇陛下へのご配慮と言うことかもしれません。今上陛下は、極めてご公務等に真面目に取り組まれ、世界一多忙と言われています。全ての閣議決定等に目を通され深夜に及ぶこともたびたびあるという事です。また各国の大使への接受にお立会いになり、その忙しさは日本一とまで言われています。

おそらく皇太子殿下も今上陛下を見習いお忙しく公務にお励みになると思います。
そのようなご公務の軽減を考慮してとのことなら、ごくわずかですが検討する意味はあると思います。しかしそれならご公務に関して宮内庁が、天皇陛下のご意向を聞きながら、方法論によってご公務の軽減は可能なことだと思います。例えば各国大使への接受は、礼を多少は失するかもしれませんが月に一度まとめてすることも可能だと思います。
つまりご公務軽減への配慮は、「女性宮家」創設への根拠とはなり得ません。ましてや来年には皇太子殿下が天皇に即位されます。

ご皇室に関する様々な事案には必ず有識者会議が招集されます。しかし日本が本当に民主主義であるならば、この有識者の選任も国民によって選ばれていなければ、時の政府の意向に沿った人物が有識者となり、場合によっては国民の気持ちとは全くかけ離れた結論になってしまいます。国民により選任された有識者でなければ、民意が反映されたことにはなりません。

そもそも「国民主権」という権利は、日本国民はどのようにして持ったのでしょうか。日本国は2678年間にわたり天皇陛下により統治継続してきています。民衆が革命を起こしたこともなければ、権利を得るために何らかの行動をしたこともありません。

つまり「国民主権」そしてその他の各権利は天皇陛下より賜ったものなのです。これを恩賜権利といい、民衆自ら勝ち得た回復権利ではないということです。日本国の君主である天皇陛下より国民に授けられた権利なのです。
ここにも日本が世界でもまれな国と言う事が言えます。日本国憲法は第一章において天皇を君主として解釈し、条文化した世界でも稀有なまさしく「立憲君主国」なのです。

総理大臣、最高裁長官、衆参両院議長等は天皇陛下より任命されます。つまり天皇陛下の「臣」であり国民と併せ、「臣民」となります。

「臣」が「君」について提言をしたり、皇室の事に関して論じることも、提言することも「立憲君主制」ではあってはならないことです。日本国憲法の精神に反することになると思います。つまり国体に関することは臣民が変えることは出来ないと言う事になります。

さらに女性宮家創設は、「女性天皇・女系天皇」につながる可能性があります。日本は歴史上世界最古の国家であり、その根拠は一系の天皇家が君臨してきたことです。一系と言うのは男系を継続してきた万世一系のことであり、世界共通して父方の血筋を元に家系は記録されています。

遺伝子的にはY染色体で継続される家系と言う事になります。わかり易く言えば、父系を辿っていくと初代神武天皇に行きつくということです。
古事記・日本書紀に記され、世界にもその記録は残っており、世界が認めた万世一系の天皇家と言う事は人類で他に例を見ない、人類史上最古の一系なのです。その価値は世界が認め、アインシュタインもこのような万世一系に驚嘆し、かような君主によりおさめられてきた日本人の資質を最高の賛辞で述べているのです。

つまり万世一系、男系による継承が2678年も続いている事に世界がその価値を認め、敬意を払い、人類最高の地位として崇めているのです。既に世界が認めている、地球全人類の共通した財産であり宝物という存在が、天皇陛下と言う事です。

連綿と続く日本の歴史で国号が変わらないのは万世一系の天皇家の存在ゆえなのであり、由緒ある皇室を頂点として歩んできているのが日本なのです。

昭和天皇は、終戦後直ちに全国を御巡幸されました。世界的に見れば戦争の苦しみからトップへの批判等は避けられないのが常識だと思います。しかし日本国民は日の丸を振り、天皇陛下をお迎えし、共に敗戦から見事に立ち直りました。「こんなに美しい国の元首と国民の心からの親しみ、心と心の結び、これはどこにも見られないことである」と世界が驚いたのです。

地震の際の日本人の秩序正しさ、道徳心等は万世一系の天皇と共に歩み、育まれた日本人だけの精神と言えます。

女性天皇と言う事について説明すると、日本の歴史上8人10代が存在しましたが、いずれも男系女性天皇であり、個々の天皇の性別に過ぎません。しかもその皇位の継承はいずれも男系に継がれています。特に有名な女性天皇と言えば推古天皇があげられますが、敏達天皇の男系である舒明天皇に継承されています。

女系天皇と言うと、天皇自身の性別に関わらず母方から皇室の血統を受け継ぐという血筋についての言葉になります。女性天皇と混同されがちなので別の言い方をすれば母系天皇と言う事であり、母のみが皇統に属していると言う事になります。2678年女系天皇は存在していません。

つまり万世一系の男系天皇だからこそ価値があると言う事です。世界からすれば女系天皇になれば日本を見る目はもうほとんど価値は無くなってしまうと言う事になると思います。そして大日本国憲法、日本国憲法の委任による皇室典範において、女性天皇はあり得ないことが明記されています。

もし女系天皇が誕生すれば、神武天皇以来の天皇家の男系血統は断絶し、次代からは新王朝が誕生すると言う事になってしまいます。
下世話な表現になりますが、2678年続く万世一系の天皇による種付けでなければならないということです。

そもそも女性宮家創立のために皇室典範を改正することは不可能です。皇室典範にはその改正について一切の規定がありません。皇室典範の規定にある皇室会議においても、皇室典範の改正についての議題はありません。議題にあげられないと言う事は、皇室会議に皇室典範改正について論じることは出来ないと言う事です。

ましてや皇室典範の規定に反し、皇室典範改正が内閣に上程され、閣議決定の上に国会の決議となっても、その方法論からしても憲法に違反しており絶対的に無効です。

旧皇室典範は、明治天皇が一文一文吟味され条文化された法律です。その改正を言うなら、それこそ恩賜権利である主権そのものを天皇陛下にお返ししなければなりません。明治憲法つまり欽定憲法に戻すという議論の正当性の根拠の一つです。

旧皇室典範を受け継いだ現皇室典範は、日本国憲法第2、5条の規定による、皇室に関する法律であり、改正についての条文はありません。さらに遡り日本国憲法においても皇室典範の改正に関する規定はありません。

憲法改正については可能であるとする第96条がありますが、改正するには国民投票もしくは国会の定める選挙において国民の過半数以上の賛成による承認が必要です。
つまり憲法も、憲法が委任する皇室典範も改正は出来ないと言う事です。

そしてさらには「神道儀礼」の問題があります。皇室が行う神道儀礼には女性が行うことが出来ない儀礼が多種存在しています。過去女性天皇もその行事のみは中止せざるを得なかったことは、歴史学者においても通説になっており、執り行われたという文献等は全くありません。

宮中祭祀については、このサイトの「皇室について」に詳細に説明されていますので参考にしてください。中でも最も重要なのは11月23日の「新嘗祭」で古代から続く祭祀です、これは皇族でもどの様なものか知らされておらず、一子相伝ゆえに万が一の為、皇太子殿下のみ陪席されています。

神道儀礼は、女性差別とか男女同権同格という問題ではなく、男女の役割とでも言うのでしょうか。女性蔑視でもなく、肉体による違いとでも言うのかも知れません。
万世一系の天皇でなければ、神道としての祭祀儀礼が出来なくなるという事なのです。

以上
●臣民から皇族に対し、言えることは何もないという事。
●万世一系の天皇でなければ価値もなく、世界が認める人類の財産である事。
●皇室典範の改正は不可能な事。
●神道における皇室の祭祀が出来なくなる事。

ブログの題名は、絶対反対となっていますが、女性宮家創設は「賛成・反対」の議論ではなく、出来ない事であり「日本という国体を続けますか、それとも解体して日本を無くしてしまいますか」ということに他ならないと思います。

それではどうしたら、皇位継承問題は解決するのでしょうか。皆さんもよくご存じであり、話題になる「旧宮家の復活」しかあり得ません。

昭和22年の皇籍離脱は、GHQの指令により皇室財産が国庫に帰属させられたため、経済的に従来の規模の皇室を維持できなくなった事によります。反面、東久邇宮稔彦王は内閣総理大臣辞任後に自ら臣籍降下を申し出でされましたが、これは戦争責任とかの別の問題です。

SF条約により日本は国家主権を回復したのですから、GHQの指令は無効と解釈出来ます。そして皇籍離脱もGHQの指令とはいえ法律の根拠がなければ出来ません。この時は皇室典範の解釈により離脱となりました。

ということは、旧宮家の復活は皇室典範を改正する必要はなく解釈で出来ることになります。

皇室の財産等に関しては皇室経済法があり国庫に帰属することは、法律の改正が必要になってしまいます。勿論GHQの指令は無効と解釈すれば、皇室経済法の改正も可能ですが、別の議論も起こり複雑になるかもしれません。
余談になりますが
昭和天皇のご崩御の時遺産相続の問題が起き、今上陛下に相続税が課せられました。このような問題も解決するため私は皇室経済法の改正も必要と思います。

女性宮家創設も、国家予算に当然なります。となると制限なく増えていく可能性もあります。旧宮家復活なら、宮家の範囲を皇室典範の解釈により制限出来るので予算上も計算が成り立ちます。

そして何よりも絶対的なことは、天皇陛下並びに皇族方のご意見です。今上陛下は「国会の議論に委ねることになる」とのお言葉の後に「意見は聞いてもらいたい」と述べておられます。

私は、日本を守るということは、日本の国体を護持する、そして日本とは
●万世一系の天皇
●日の丸、君が代、領土
●日本国憲法
●伝統・文化
に他なりません。さらに一つ一つの事案が、日本並びに日本人の利益になるかならならないかで判断することと信念を持っています。

世論調査をみると国民の70%が「女性宮家創設」に賛成と報道されています。しかしそれは単に男女平等とかで、女性が天皇で何が悪いのという単純な発想であり、天皇と言う意味を重く理解していない結果であり、日本と言う国を充分に理解していないからだと思います。

日本が日本である理由、そして日本と言う国を継続していくなら「女性宮家」などあり得ないことです。日本国民よ、充分に理解して欲しいと強く訴えます。

旧宮家は、GHQの政策により解体されました。昭和22年に「皇籍離脱」の宮内府告示が下りました。翌日の官報告示により、11宮家・51人もの皇族が一度に皇籍を離れることになりました。

旧宮家の復活を要望する国民の声を上げ、その国民の声により閣議もしくは国会の決議をし、皇室会議において旧宮家復活を議決すれば可能であると判断します。

そしてこれを出来るのは、女性宮家創立に反対し、旧宮家復活を主張した安倍総理を置いて他にはいません。さらに悠仁親王殿下がプレッシャーを意識されない、まさしく今しかありません。安倍総理を売国奴というアンチ安倍でも、旧宮家復活ということでは賛成していただけますよね。

小泉政権当時、旧宮家の嫡男男子に復帰についての意思確認を宮内庁が実施し、数名の方より快諾いただいたということも公表されています。旧宮家には9人の未婚男子、5組の男系夫婦がいらっしゃいます

天皇陛下、そして皇室は日本そのものです。建国以来、2678年続く誇り高い文化伝統を絶やすことになっては、日本国の存亡にもかかわってしまいます。
日本を愛し、大切に思うなら、愛国活動として、今まさに旧宮家復活の声を国民一丸となってあげるべきです。安倍政権の今こそ可能だと思います。
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旧皇族(旧宮家)とは
旧皇族の11宮家は、すべて室町時代以来続く世襲親王家の筆頭であった伏見宮家の男系子孫にあたります。
伏見家  伏見博明(1932年 – )
閑院家
久邇家  久邇邦昭(1929年 – )
山階家
北白川家 北白川道久(1937年 – )
梨本家
賀陽家
東伏見家
朝香家  朝香誠彦(1943年 – )
竹田家  竹田恒正(1940年 – )弟がJOCの恒和氏
東久邇家 東久邇信彦(1945年 – )